ポリフェノールは、光合成によってできた植物の色素や苦味・渋味の成分となる化合物の総称。　植物が自身を活性酸素から守るために作り出す「抗酸化成分」として知られる物質です。

ポリフェノールは　植物の葉・茎・実などに含まれており、色が濃いものや渋味・苦味が強いものに豊富です。

ポリフェノールの代表的な働きは、抗酸化作用です。

強力な抗酸化作用のあるポリフェノールを摂取することが 人間の体内で発生した悪質な活性酸素の除去に役立ったり、生活習慣病の予防にも効果的であると考えられています。

ブルーベリー、ボイセンベリー、黒胡麻などに含まれている 紫色の天然色素で、ポリフェノールの一種。植物が紫外線から自らの身（実）を守るために蓄える成分で、古くから視覚機能の改善や眼病予防の効果が期待されると考えられています。

ザクロやイチゴ、ブルーベリー、ボイセンベリーなどの果物に多く含まれる天然のポリフェノールの一種。強い抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防やアンチエイジング、美白など、様々な効果が期待されまています。

トマトやスイカなどに多く含まれる赤色（褐赤色）をしたカロチノイド色素の一種。強力な抗酸化作用を持ち、血流を改善する効果や、生活習慣病を予防する効果が期待されています。

緑茶の渋みの主成分で、ポリフェノールの一種。強い抗酸化作用や殺菌・抗菌作用を持ち、生活習慣病の予防やウイルスから体を守る効果が期待されます。

タマネギ、パセリ、松の葉、リンゴなどに多く含まれるフラボノイドの一種。強い抗酸化作用を持ち、身体の免疫力（自然治癒力）の向上が期待されています。

ゴマに含まれるポリフェノールの一種。ゴマに含まれるゴマリグナンには、抗酸化作用があるといわれ、ゴマリグナンに最も多く含まれる物質がセサミンです。

きな粉、納豆、豆腐など主に大豆製品に多く含まれるポリフェノールの一種。女性ホルモン様作用を持つ色素成分で、抗酸化作用のほか、更年期障害や骨粗鬆症などにも効果が期待されると考えられています。