全身をめぐる血液から老廃物や毒素を取り除き、血液をきれいにします。老廃物や毒素は尿中に排泄され、体の外へ送り出されます。腎臓の濾過機能が低下すると、体中に老廃物や毒素がたまることになります

体の水分や、ナトリウム、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウムなどの電解質と呼ばれる成分は不可欠なものですが、多すぎても少なすぎても身体に様々な悪影響が出ます。腎臓はそれらの量を調節することで、体内環境のバランスを保っています。

腎臓は、私たちが生命と健康を維持するための様々なホルモンもつくっています。腎臓では骨髄でつくられる赤血球を増やす働きがあるホルモンや、血圧を調整する働きのあるホルモンが作られます。

また腎臓は、ビタミンDを活性化して、カルシウムの吸収を促進する働きもしています。

腎臓病の初期症状には、風邪や他の病気にも見られるような症状もあるため、自分が腎臓病であるということは、なかなか気づきにくいそうです。

腎臓病は 自覚症状が出にくい病気なので、気になる人は  早めの検査をお勧めします。早期発見のためには、定期的な検査も有効とか。

詳しくは 専門の医療機関・専門医にお尋ねください。

腎臓病は生活習慣病と大きく関わっていますので、予防のためには規則正しい食事と適切なエネルギーコントロールが重要だそうです。

栄養バランスのとれた食事や適度な運動、規則正しい生活、質の良い睡眠など、できることから少しずつ、今の生活を見直して実行してみましょう。