ヒトの健康と病気に密接に関わっていると言われる「 腸内細菌」。その腸内細菌の集まりが　腸内細菌叢（腸内フローラ）と呼ばれます。 

腸の中には体内免疫の80％が集中しているため、腸内環境を改善することで、免疫力アップが期待されるそうです。

悪玉菌が増えないように腸の中をきれいにして、善玉菌を増やして、腸内環境を整えるましょう。

私達ヒトの腸内には、300種類、100兆個、重さにすると1kgの細菌が住んでいるそうです。これらの多種多様な菌の集団は、腸内細菌叢（叢＝そう・くさむら）または「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸内細菌は作用により、善玉菌・悪玉菌・日和見菌という3種類に分類されます。

腸内細菌のバランスは、善玉菌：悪玉菌：日和見菌＝2：1：7　が理想的と考えられ、

腸内環境は、善玉菌と悪玉菌の比率（バランス）で決まるともいわれています。

日和見菌は　善玉菌と悪玉菌のうち優勢な方と同じような働きをする性質を持っているため、 腸内フローラのバランスが崩れて悪玉菌が優勢になると、悪玉菌として働きはじめてしまうそうです。

悪玉菌を減少させれば　善玉菌が優勢となり、善玉菌が減少してしまうと　悪玉菌が優勢となります。

善玉菌が優勢になると、腸内は酸性に傾いて、消化吸収の機能が高められ、健康な体調は維持されます。悪玉菌が優勢になると、腸内はアルカリ性に傾いて、便秘・下痢の原因など健康に悪い影響を与える動きを始めるそうです。

腸内に住む「善玉菌」は　加齢が進むに伴い少なくなるそうです。

善玉菌が減り 悪玉菌が増えると、腸内細菌のバランスも悪くなるため、

善玉菌を活性化させて、腸内で優勢にすることが望ましいとされます。

減ってしまった分は補充して、善玉菌が優勢に保たれた腸内環境に！