酵素って？

酵素とは 生体内のほとんどの化学反応の「触媒」の働きをするタンパク質のこと。酵素は、私たちの体内に存在し、食べる、血液をつくる、筋肉をつくる、体を動かす、眠る、排泄するなど、あらゆる生命活動のために働いています。

私たちの体内では絶えず化学反応が行われ、さまざまな物質の流れが、複雑な交通網のように入り組んでいます。その要所要所に配置され、交通整理を行っているのが酵素の役目です。

私たちの体内で絶えず行われる化学反応を仲介する「触媒」が酵素なのです。

人の体内には約3000～5000種類もの酵素があると言われており、体内でのほぼすべての活動に関わっています。

酵素には 体内で生産される潜在酵素「消化酵素」と「 代謝酵素」、食べ物から摂る「食物酵素」の３種類があるといわれます。

「消化酵素」は 食物を栄養として吸収する消化の過程に欠かせない酵素で、「代謝酵素」は 吸収した栄養で体をつくる酵素です。

潜在酵素である「消化酵素」と「代謝酵素」は 主に腸内で食べ物を消化・分解してくれる物質です。

「食物酵素」は 生の食べ物や発酵食品に含まれています。食物酵素の含まれた食べ物を加熱された食品と一緒に食べると、消化が助けられます。

「食物酵素」は、火を通さない生の食べ物や、発酵食品などに多く含まれています。摂取すると「体内酵素」として全般的に働くわけではなく「消化酵素」と同じく、消化を助ける働きを行うと言われます。

「食物酵素」を外から補うことで、全体の体内酵素の活動量を抑えて、残ってる「体内酵素」が主に「代謝酵素」としてからだのケアを行うことが出来るのだそうです。